世界卓球2024団体戦釜山大会終了&テレ朝「羽鳥慎一モーニングショー」さんに♪

世界卓球2024団体戦釜山大会終了

昨日で世界卓球が終わりました。

初日の女子団体中国 vs インド戦から最終日の決勝まで様々な熱戦があり、大変盛り上がった大会でした。
日本からも多くの卓球ファンが応援にかけつけて熱心に声援を送る姿が放送に映っていて、とても嬉しく思いました。
この刺激を受けて、Tリーグをはじめとする組織、選手や指導者または卓球愛好家の方々の卓球熱が益々上がってくれる事を期待したいです⤴︎⤴︎⤴︎

    そして本日は、テレ朝「羽鳥慎一モーニングショー」にパネルでコメントをさせて頂きました。

尺の関係で一瞬でしたが、、、💦 

今大会も世界ランキング上位選手で固めた中国🇨🇳の総合的な強さは素晴らしかったと思いました。
しかし、男子では、準決勝で地元韓国🇰🇷が中国に対して2-1リードするも逆転負け、女子でも予選リーグでインド🇮🇳が中国に対して2-1リード、決勝では、日本🇯🇵が2-1リードと肉薄する試合もありました。
ダントツに強かった中国以外のチームの選手育成・強化は、もちろんですが、このようなエキサイティングな試合になり「観ても楽しめるスポーツ」になってきたのは、度々のルール改正による影響も大きいと感じます。

①ラリー回数を増やすためにボールが38mmから40mmに変わったこと                                        
②1ゲーム21点制から11点制に変わったこと          
③ボールの材質が変わり回転の影響が減少したこと     特にこの3つの部分は、ITTFが世界に広がっている卓球を「メジャー化」するための戦略として行ってきた1つの成果だと思います。

日本男子の戦いぶり

 ランキング5位で臨む事になったことで、予選リーグでエース林昀儒擁するチャイニーズタイペイと同グループとなり厳しい試合になると予想していました。
おまけにツインエースで期待の高い戸上がインフルエンザで戦線離脱というニュースもありました。

しかし、張本・篠塚・松島・田中の仕上がり具合は、素晴らしかった‼️
特にタイペイ戦では3番で莊智淵をゲームオール9本で下した松島輝空のプレーは、見事でした。
輝空自身もこの勝利によってレギュラーポジションをゲットしたと思います。

ドロー運足りず、、、メダル決定戦となる準々決勝で中国と対戦する事になりました。
0-3で敗戦しましたが、輝空のチキータやバックハンド、ストレート攻撃は世界チャンピオンの樊振東に十分通用しました。
張本智和のプレースタイルは、全てにおいて王楚欽と互角で、いかにコンディションを整えてプレー出来るかが重要になると思います。
篠塚大登のラリー対応力は、馬龍のバランスを崩すところまで追い詰めることが出来ました。

日本女子の戦いぶり

世界情勢的に女子は、中国と日本の2強がズバ抜けていたのは、戦前からの予想通りでした。
決勝の中国戦は、歴史に残る大接戦で2時間枠を予定していたテレ東の中継を大幅に上回る3時間40分の長い試合でしたが、最後まで放送を延長してくれた英断には感謝感激でした‼️

1番と5番に出場した張本美和の決定力のある両ハンド・カウンター・連続攻撃は、既に通用している展開がありました。
特に5番での第1ゲームのようなラリー展開の形は、素晴らしく期待大です!

2番と4番に出場したエース早田ひなは、全てにおいて真のエースと言える素晴らしい試合をしてくれました。
毎回のインタビューもですが、ベンチでの立ち振る舞いも大黒柱そのものと感じました。本当に人間力の高い選手です。
早田の攻撃的に戦っている姿は、自分と相手の試合という枠だけでなく、自然と周りも惹きつけられるパワーがあります。
そして自分の試合が終わればベンチで立ち上がって声が枯れるほど大声援を送っていました。

3番に出場した平野美宇は、この試合ではゾーンに入っていたと感じました。
これまでは、波に乗った勢いで快速な両ハンド攻撃を武器に戦う姿をたくさん見てきましたが、今回は冷静さが際立っていて、勝利までのゴールを見据えて試合を進めることが出来ていたのが、値千金の勝利を掴めた要因だと思いました。
特に第2ゲームの最後ジュースでツッツキレシーブを選択した辺りは、相手の状態も良く見えていました。
この得失点のバランスが非常に良かったと思います。

パリに向けて                                                   

男子は、各選手の世界ランキングを上げていく事が大切なので、来月から再開されるWTTでの戦いぶりとその積み重ねとなる蓄積が重要になってきます。
また女子のような激しい国内競争力を作っていくためにも若手の育成を同時進行でやる事が強い日本となり、その中から選ばれた3名となれば良いと思います。

女子は、対中国を徹底的に強化して団体での金メダル🥇を狙って欲しいです。
その為には、世界1のサウスポー早田と張本で世界チャンピオンを狙えるダブルスで先取点を取る戦略も取り組んで欲しいと思います‼️

頑張れ日本🇯🇵💪

渡辺理貴でした。

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