トップ名古屋のホーム3連戦の2戦目となる「トップ名古屋 vs 日本ペイントマレッツ」
日本ペイントマレッツ戦をパロマ瑞穂アリーナで解説をしてきました。
現在4位のトップ名古屋は、前日に九州アスティーダに敗戦を喫してプレーオフ進出に後がない状況。
現在3位の日本ペイントマレッツは、この試合を勝利してプレーオフ進出を確実にしたいところ。
そうなると予想オーダーは、佐藤と橋本のカットをシングルス起用してくるか?
が監督会議前の注目ポイントでした。
予想は、ズバリ的中したオーダーとなりましたが、前回接戦のダブルスなど見どころ満載の組み合わせとなりました。
第1マッチは、南波・木村 vs 大藤・青木
プレーオフにベンチ入り出来る選手資格が「レギュラーシーズン6マッチデイ以上の出場」が義務付けられているので、大藤のペアに青木を投入したと思われる日本ペイントマレッツですが、チーム的に大当たり🎯の戦略となりました。
得点力の高い大藤のボールにつないでいける青木のピッチの早い動きと打球タイミングに加えてサービス力が中盤から後半にかけて非常に効果的でした。
南波・木村も随所にパワーボールを決める展開もありましたが届かなかったという内容でした。
第2マッチは、袁 vs 佐藤
袁ちゃんの愛称でファンの多い袁雪橋。
対攻撃に比べて対カットには苦戦をする事が多い印象がありましたが、この日は、佐藤に対して早いタイミングでの攻めと緩急を混ぜた戦い方で善戦していました。
しかし、佐藤の変化カットと攻撃は、それを上回りました。
勝負所でのタイムアウトも非常に効果的でバックカットで全て対応してゲームポイントをモノにして3-0で佐藤が勝利❗️
第3マッチの南波 vs 大藤
第3マッチの南波 vs 大藤の試合は、前回対戦で南波が勝利していたこともあり、接戦を楽しみにしていました。
第1ゲームこそ先手の数と攻めの勢いで南波が先制しましたが、第2ゲーム以降は大藤が完璧な対応をみせました。
大藤の総合力の強さが光った試合でした。これでチームマッチ自体でも日本ペイントマレッツが勝利して、プレーオフ進出を決めました。
第4マッチは、安藤 vs 橋本
第4マッチは、安藤 vs 橋本の同門出身(愛知・卓伸クラブ)対決‼️
両者共に地元での凱旋試合という意識があったのか、終始素晴らしいパフォーマンスを見せてくれた。
最近好調の橋本は、カットのスイングスピードと戻りの早さで揺さぶりたい安藤に対してプレッシャーをかけ続けた。
対する安藤もストップやツッツキの変化に頼ることなく、カットを打ち続ける技術と集中力で決定打に繋げていく。
最後まで勝敗の行方が読みにくい展開となりましたが、橋本に勝利の女神が微笑んだ。
昨シーズン、プレーオフ進出を逃した悔しい想いが実った戦いとなりました。
レギュラーシーズンも3月上旬に男女通じて10試合となりました。
男子は、プレーオフ進出争いが熾烈です。女子も順位争いが熾烈な状況で、毎試合が面白い。
渡辺理貴でした。