全日本選手権終了後に2024世界卓球団体戦釜山大会のメンバーが発表となりました。
※ 定員5名のうち4名はパリ選考会のポイント順で1名が強化本部推薦
【男子】
張本智和(智和企画・琉球アスティーダ)
戸上隼輔(明治大学・木下マイスター東京)
篠塚大登(愛工大・木下マイスター東京)
田中佑汰(個人・金沢ポート)
松島輝空(木下アカデミー・木下マイスター東京)
【女子】
早田ひな(日本生命・日本生命レッドエルフ)
平野美宇(木下グループ・木下アビエル神奈川)
伊藤美誠(スターツ・日本生命レッドエルフ)
張本美和(木下グループ・木下アビエル神奈川)
木原美悠(木下グループ・木下アビエル神奈川)
国内選考会と世界ランキング、国際競争力通りに男女とも現段階の最強メンバーが選出されたと思います!!
1ヶ月前にドローが行われたため当時の世界チームランキング5位の男子は、グループ5となって強敵のチャイニーズタイペイと同グループとなりました。
初戦のナイジェリアやチェコも侮ることは出来ませんが、何とか予選リーグを1位で抜けて、メダル確定後に強豪国と対戦出来ると大変盛り上がっていくと思います。
(18日 17時〜 BSテレ東・TverでLive放送)
女子については、グループリーグにライバルは見当たりません。
出場機会を得た選手が水を得た魚のようにパーフェクトに試合をしている姿が目に浮かびます!!
2月5日には、2024パリオリンピック日本代表選手が発表となりました。
※ シングルス出場枠の2名は、パリ選考会のポイント上位2名で団体要員1名を強化本部推薦
【男子】
張本智和
戸上隼輔
篠塚大登
【女子】
早田ひな
平野美宇
張本美和
選考会を戦い抜いてシングルス枠を勝ち取った4名の選手には、本大会でメダル獲得を目指して頑張って欲しいと思います!!
団体要員の選出は、当初から第1マッチのダブルス強化を打ち出していましたから、先ずは第1マッチを勝利して相手チームにプレッシャーを与えれるダブルスを強化していって欲しいと期待します!
男女ともチーム構成は、左利きが1名に右利きが2名ですから複数ペアが考えられると思いますので、その辺りの戦略も楽しみに観たいと思います。
2022年3月から始まったパリ選考会ですが、賛否両論があるようですが、個人的には総論やって良かったと思っています。
各論では、検討の余地があったと思います。
例えば団体戦のTリーグをポイントに加えるべきだったか?
というのも挙げられます。
しかし、Tリーグがポイントに入ったことでTリーグに選手派遣を躊躇していた企業チームなどが「オリンピックへの挑戦権」を失わせてはいけないと参加を承諾した例があるなどの話を耳にするとプラスもあったのかも知れないですし、7ゲームマッチを1日に3試合行うスケジュールは、妥当だったのか?
強化の為に32名招集するならば、各選考会の予選的な日程や大会構成にする事でWTTの派遣も考えれたのではないか?
等々改善の余地は多々あると思います。
しかし、将来的に「中国をはじめとする強豪国を上回る国内外競争力を上げる」ためにはNewスターの存在は、不可欠だと思います。
過去に日本の主軸となって引っ張ってきた選手達は、上のカテゴリーの選手達に勝利して更に国際競争力を高めてきたと思います。
その時代や選手層に見合ったやり方を今後に期待したいと思います。
先ずは、2月16日から始まる2024世界卓球団体戦釜山大会での戦いを楽しみに応援したいと思います。
渡辺理貴でした。