天皇杯・皇后杯 2024年全日本卓球選手権大会!

韓国🇰🇷合宿から帰国した翌々日からは、全日本卓球🏓が始まりました。
今年は、パリオリンピック代表選考会の最終章に全日本が設定されていたので、純粋に優勝者を予想するだけではなく、「女子シングルスの2枠目に入るのは、平野美宇か?伊藤美誠か?」「3枠目は、どのように選ぶか?」男子の3枠目には、選考ポイント順で篠塚大登か?チームランキングを考慮して世界ランキング上位の松島輝空か?」などの話題で盛り上がりをみせました。

その話題とは関係ない立ち位置の私たちは、1戦1戦を選手自身のテーマと照らし合わせながら、戦うだけです。

先ず、ベンチに入った吉山和希は、テーマであった課題をクリアしながら、決勝まで勝ち進み「ライバル 松島輝空」と対戦する事になりました。

準決勝で勝率の低かった名電の坂井雄飛に3-0で勝てたのは、成長の証だと感じました。

決勝では、惜しくも2-3で敗戦となりましたが、互いに攻撃し合う姿は、多くの方々から「良い内容の試合だった」と評価されていました。
今後は、勝ち切るための努力をしてくれるだろうと期待したいと思います。


他にも強化練習や強化合宿、国体強化や個人レッスンなどを通じて強化した選手たちが男女通じて数多くジュニアの部に参加していました。
専用のタイムテーブルを準備して出来る限りLiveで試合を見守りました。試合後には、チームの監督とも話しをしましたが、なかなか期待したような試合内容にならなかったケースも多々ありました。
この部分は、今後の課題として次々と来る大会に向けてクリアにしていきたいと思います。
16歳にして4回目のジュニア決勝で初優勝をした輝空にもサポートされた、ご家族にも心からおめでとうと言いたいと思います。

女子ジュニアは、大会前半の話題の中心となった松島美空が見事に3回戦まできっちりと勝ち進み、張本美和と対戦となりました。
たまたま近くで観れましたが、体格の違いが球威の違いでもあり、0-3で敗戦となりました。

急遽、吉山僚一と加山 裕の男子ダブルスにもベンチに入ることになり、2019台北ジュニアサーキット以来の懐かしい感じで2人のダブルスを見守りました。
ちなみにその時は、オールストレートで優勝しましたので、良いイメージでベンチに座っていましたが、とても「見守っているだけでは、勝てない」「何とかしなくては💦」という戦闘モードとなり、やっと選手たちも若干のまとまりとスーパーシードを破る頑張りを見せて、ベスト16まで勝ち上がりました。
そしてベスト8をかけて、ディフェンディングチャンピオンの張本智和・森薗政崇ペアと対戦となりました。
テーマを立てた戦術が要所でのポイントに繋がって、ゲームカウント2-1リードまでいきました。が、凡ミスが凡ミスを呼ぶ展開となってしまい、逆転負けを喫しました。
張本・森薗ペアは、順調に決勝まで勝ち上がりましたが、日大の小林・伊藤ペアが冷静かつ勢いよく戦い初優勝しました。
次年度の活躍にも期待したいと思います♪

男子シングルスでは、専大の後藤世羽が4回戦まで勝ち上がり、松山(協和キリン)に3-2リードまで勝利ペースでしたが、ファイナルゲームはジュースで惜敗😢 また静学の溜も本来の持っている力をやっと本番で出してランク決定まで勝ち進みました。
急遽、ベンチに入ることになった吉山僚一とランク決定戦で戦うことになりましたが、今大会が今後に期待の出来る試合内容でしたから、大学での活躍に期待したいです。

3回戦で定松(日鉄)に3-1で勝利した和希は、4回戦で吉村真晴と対戦💪 接戦となった第1・2ゲームは、落としてしまった事が敗因となりましたが、第3ゲームをラリーで奪取出来た事は、シニアでも通じる成長過程となったと思います。

吉山僚一もベスト8決定で吉村真晴と対戦して、和希と同様に1-4で敗戦してしまいました。プレースタイルや取り組みを変えて新しいスタートと努力に期待したいと思います。

男子シングルスは、順当に張本智和vs戸上隼輔となりました。知る限り、これほどの緊張感のあった決勝はありません!
素晴らしい試合をしてくれた両選手には、更に世界卓球やパリオリンピックの舞台で大暴れして欲しいと願っています。

女子シングルスは、優勝した早田ひなと決勝まで勝ち進んだ張本美和の力がずば抜けていた結果となりました。
3位に入賞した赤江と横井は、木原・大藤らの黄金19歳カルテットで次世代を着実に狙うポジションにいます。
競争力が高まり、今後も活躍が楽しみです😊

全日本卓球🏓が終了すると直ぐにTリーグが始まり、オリンピックの団体要員の発表を経て16日から始まる世界卓球釜山大会が始まります。
ワクワクが止まりませんね。

渡辺理貴でした。

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